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「神様の理想家庭と平和理想世界王国」 天宙的理想郷を目指し、地球星の各地で、世界平和の具現を成し遂げようと、並々ならぬ御苦労をしていらっしゃる世界の指導者の皆様! 御多忙中にもかかわらず、「天宙平和連合」をモデル国際連合へ、そして、天一国を全世界の国々が力を合わせ、「平和理想世界王国」へと創建するための「天宙平和統一家庭堂」を、世界的次元に拡大、格上げさせ、「天一国平和統一堂」へと生まれ変わらせる本大会に御出席されるため、数千、数万里を駆けつけてくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。 皆様! 21世紀に入った今日の人類は、実に歴史的な大転換期に置かれています。永遠の世界平和を定着させることができるのか、あるいは、20世紀まで反復してきた暗鬱な戦争と対決の歴史を再び繰り返すのかを、決定せざるを得ない時点に来ています。皆様も御存じのように、私は、20世紀に入って本格化した植民地争奪戦と、第1次、第2次世界大戦、韓半島での6・25動乱、東西冷戦など、絶えず繰り返されてきた戦争と反目の時代を通し、生涯の全過程を神様の平和理想世界王国具現のために捧げてきました。その過程において私は、第2次世界大戦が終わって創設された国際連合が、永遠の世界平和を実現するため、神様のみ旨を受け入れることができる平和の機構となることを懇切に祈ってきました。 しかし、1945年に創設されたUNが、世界平和のために貢献した素晴らしい業績がないわけではありませんが、創設60周年を超えた今日の姿は、その本来の目的を遂行するに当たって、深刻な困難に直面していることを、自他共に認めています。 加盟国が200カ国に迫っていますが、自国の権益ばかりを代弁し、主張するUN代表部の役割は、今、世界紛争の解決と世界平和の具現に当たって、創設当時からの限界を露呈しています。したがって、私はきょう、昨年9月12日、アメリカのニューヨークで出帆したのち、世界120カ国を巡回しながら宣布した「天宙平和連合」の創設メッセージを、再び天と地の前に宣布しようと思います。「神様の理想家庭と平和理想世界王国」と題するメッセージです。 神様の永遠の創造理想である平和理想世界の実現のために、カイン格である既存のUNの更新とともに、新しい次元で平和理想世界王国の機能を発揮できる天宙的次元のアベル格のUNの姿が、正に「天宙平和連合」です。この創設メッセージこそ、全人類が深く肝に銘じ、後天時代を生きていく座右の銘として率先して実行するように、天が下さった特別な祝福であり警告です。 <神様の理想家庭> 尊敬する世界の指導者の皆様、神様が人間を創造した究極的な目的はどこにあると思われますか。それは真の愛を中心とした理想家庭の完成を通して喜びを感じることでした。では、理想家庭とはどのような姿でしょうか。神様が創造された最初の人間は、男性格を代表したモデルとしてのアダムと女性格を代表したモデルとしてのエバでした。彼らが真の愛の見本となる人格者、主人になる道とはどのような道だったのでしょうか。一言で言えば、神様を父として侍って生きていける父母と子女の関係を確保するモデル平和理想家庭でした。神様と一つの家族を成し、永遠に喜びを感じて生きる道であるという意味です。 皆さんも、祈祷を通して神秘的な境地に入り、この宇宙の中心は何なのかと尋ねてみてください。「父子関係」という答えを聞くようになるでしょう。父母と子女間の関係以上に、重要で貴いものはないということです。これが、この宇宙を創造された神様と人間の根本的関係であるからです。 そうであるならば、父子の関係がもっている特性とは何でしょうか。真の愛と真の生命と真の血統の関係です。真の父母の真の愛が前提とならなければ、私たちの真の生命が存在することはできません。すなわち、神様の前に人間は、絶対的な真の愛の相対として創造されたということです。そこは、正に神様が父となり、人間は息子、娘となる軸が立てられる所なのです。 もし、それよりもっと高く貴い所があれば、人間の欲望は、またそれを追求することでしょう。しかし、そのような所はありません。全知全能であられる神様が、最高のものは御自身のために隠しておいて、御自身の子女であり、愛の絶対相対者であるアダムとエバには、2番目に良い所に立てて創造したということは、想像することもできません。 私たちの永遠の真の父母であられる神様は、100パーセント御自身のすべてを投入して人間を創造され、同位権、同参権、同居権、相続権を付与されました。神様のすべての属性を下さったのです。 神様がいかに絶対者だとしても、独りでは幸福になることができません。「うれしい」という言葉や「幸福だ」という言葉は、独りでは成立しない言葉です。必ず相対的関係を備えた所に成立するのです。一生を声楽家として生きてきた人でも、もし無人島に捨てられ、独りで喉が張り裂けるほど歌を歌ったとしても、幸福でしょうか。 自存される神様も、喜び、幸福であるためには、必ず授け受けできる愛の相対が必要なのです。 とすると、絶対者であられる神様に喜びをお返しすべき相対者としての人間は、どのような姿でなければならないのでしょうか。神様が「息子よ、娘よ」と呼ぶことができ、御自身と同格の位置に立て、共に創造の偉業を完成することができ、天地万物をすべて相続させられる子女は、どのような姿でなければならないのでしょうか。 神様が、創造の理想的出発点をどこに置かれたのか、お分かりでしょうか。「相対のために存在する」という原則に自らの理想的出発点を置かれたのです。言い換えると、神様が願われた相対のために真の愛を実践することが、神様の創造のみ業を出発した核心だったのです。 したがって、神様の子女である人間の責任は、何よりもまず神様に似ることです。孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たす真の愛の化身になりなさいということです。神様の深い心情の内的事情を知って、アダムとエバの堕落以来、数千、数万年、苦痛の中で生きてこられた神様の恨を解いてさしあげなければならないのです。 全能の神様が、それほどまでに苦痛の場から抜け出せず、歴史の背後で受難の道に甘んじて耐えてこられたのは、神様が愚かで能力がないからではありません。 堕落によって失ってしまったアダムとエバの本然の位置、すなわち完成した「後のアダム」の顕現を待たなければならない、復帰摂理にまつわる、言うに言えない事情があったからです。いかに全権をもった神様でも、自ら永遠の基準の上に立てた天理原則を無視することはできなかったのです。 <血統の重要性> ところで、アダムとエバの堕落以来、長い歴史を通し、神様の胸に最も痛む恨として残されてきたものが何だか御存じでしょうか。それは、天の血統を失ってしまい、兄弟圏と所有権まで失ってしまった事件です。 生命より貴く、愛よりも重要なものが血統です。生命と愛が合わさって創造されるものが血統です。これらのうち、生命がなくても、愛がなくても血統は創造されません。愛、生命、血統のうち、その実りが血統なのです。 神様の血統の中には、真の愛の種が入っていて、真の生命の体が生きています。したがって、この血統と連結されれば、神様が理想とされた理想人間、すなわち人格完成も可能であり、理想家庭も生まれるのであり、さらには神様の祖国、理想国家も出現するのです。 平和理想世界王国は、このように創建されるのです。血統の重要性は、いくら強調してもしすぎることはないということを、皆さんも肝に銘じなければなりません。 血統がなければ、生命はもちろん、愛も離れてしまいます。血統が残ってこそ、愛した自分の伝統が残され、血統が存続してこそ、父母の息遣いが継続していくのです。言い換えれば、父母に愛の実、生命の実、血統の実、そしてすべての喜びの実を提供する最初で最後の必要十分条件は、真なる血統であることを、はっきりと知らなければなりません。 ところが、生命とも取り替えられない、この血統を失ってしまいました。真の生命と真の愛の実を結べなかったのです。地球星に広がっている60億の人類が、天とは何の関係もないサタンの実に転落してしまったのです。 神様が蒔いた種が大豊作になり、秋に収穫しようとしたその園が、エデンの園でした。アダムとエバ、二人の息子、娘を育てて真の愛を花咲かせ、真の生命を花咲かせ、真の血統を花咲かせた所で、永遠の愛、永遠の生命、永遠の血統の主人と家庭、そして神様の平和理想世界王国を収穫しようとしたのが、神様の人間創造の理想だったのです。 <真の父母を探し求めてきた天の苦痛> しかし、その場に現れたのは、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統でした。神様の愛と生命と血統が愛の怨讐である姦夫、サタンの所有権に落ちてしまったのです。天地が真っ暗な地獄に変わってしまい、神様までも姿を隠される、そのような凄絶な世界になってしまった事実を、人間は今まで知らずに生きてきました。 怨讐の血統が生命線であるかのように錯覚し、そこに命を懸けて生きている群像こそが、今日の堕落の末裔となった人類の悲しい姿なのです。それで、この世界を地上地獄と呼ぶのです。このような悲惨な姿を見つめられる神様は、どれほど胸が痛かったことでしょうか。 本来、神様は、エデンの園にアダムとエバを創造されたのち、彼らを御自身の祝福のもとで結婚させ、天の所有権までも完全に伝授してあげようとされたのです。宇宙万象の所有権を、アダムとエバに相続してあげようとされたという意味です。 しかし、堕落によってこれらすべてがサタンの手に落ちてしまったのです。愛する子女に相続してあげるために、一生の間、汗を流して集めた財産を、一晩のうちに、強盗にそっくりそのまま奪われてしまった父母の立場になってしまったというのです。 このように、サタンに血統圏を奪われ、子女を失ってしまい、すべての国と世界の所有権まで渡してしまった、神様の悲しく無念な心情を知る者がいませんでした。したがって、血統圏と所有権を再び取り戻す道は、サタンを自然屈伏させる道しかありません。サタンを自然屈伏させる秘法とは何でしょうか。怨讐を自分の子女よりもっと愛する真の愛の力によってのみ、初めて可能となるのです。 しかし、人類の真の父と真の母を喜んで迎え、楽しむことができる一日を送り、一月を送り、1年、10年、あるいは一生を送ることができる、そのような時間をもたれた神様であったのかというのです。1年はおろか、たった1時間でも、そのような人に出会うことができなかった神様の苦痛を、誰が慰労してあげられたでしょうか。 数千、数万年を経ながらも、なぜ神様と人間の間には、到底縮めることのできない距離が生じ、父母と子女の関係も結べない悲惨な関係になったのかを知る者がいなかったのです。 アダム家庭で始まったカインとアベルの闘争歴史は、人類歴史をそのまま戦争と葛藤の歴史にしてしまいました。小さくは人間個々人の心と体の葛藤から、大きくは国家と国家が、さらには全世界が物本主義と神本主義に分かれ、対立、闘争をしてきました。 極度の利己的個人主義は、きょうも私たちの生活を脅かしています。人類の希望であり、未来を約束された若者たちを、フリーセックスと麻薬の奴隷に転落させています。物質万能主義に陥った先進国は、自国の利益にばかり目がくらみ、1日に数万人ずつ飢えて死んでいくかわいそうな生命から顔を背けています。 誰が、この数千年にわたるカインとアベルの歴史的な葛藤を解いてくれるのでしょうか。世界平和を掲げて出発したUNに、それができると思われますか。 UNは、過去60年をかけて努力してきましたが、いまだに世界平和は、はるか彼方です。体と心のカイン・アベル関係も解決できない人間の努力だけでは、不可能なことです。今こそ、天命に従って出発したアベル的平和理想世界王国の創建が必要な時です。 神様は、このような悲劇をすべてきれいに清算してくれる一人の人を、待ちに待ってきましたが、この地上にふさわしい相手と国家も現れませんでした。もし、そのような人が、ある国に現れて真の父母の位置にさえ立つことができていたならば、神様は、夢にも現れ、ヘリコプターで太陽を運び、月を移してでも、空中で喜びの稲妻を走らせ、歓喜の雷を轟かせたかったことでしょう。 このような意味で、人類歴史上初めて、失ってしまったアダムの位置を捜し立て、真の愛の主人の位置を確保し、神様から人類の真の父母として印を押されて顕現したレバレンド・ムーンが、今日、皆さんと同時代圏に生き、同じ空気を呼吸しているということは、正に奇跡の中の奇跡にほかなりません。 堕落の末裔となった人類を救う、横的真の父母の位置で勝利しました。その基台の上に、2001年1月13日には、復帰摂理に責任をもってこられた縦的真の父母、すなわち神様を解放、釈放する「神様王権即位式」を奉献しました。これは人類のための歴史上、最高、最大の祝福であり、絶対、唯一、不変、永遠の勝利であることを知らなければなりません。ついに神様の心と体が完全解放、釈放を受けるようになった摂理史的絶対勝利だったのです。 <祝福結婚を通じた血統復帰> したがって人類は今、これほど執拗に苦しめられてきたサタンの偽りの血統を果敢に断ち切り、真の父母様の真の血統の根に接ぎ木されなければなりません。これ以上、野生のオリーブの木として人生を終える愚を犯してはならないというのです。野生のオリーブの木では、1000年を生きても、野生のオリーブの種を生産するしかないという悪循環が続くからです。では、どうしたら私たちは、野生のオリーブの木の立場から抜け出す道を探すことができるのでしょうか。 天の真の血統をもってこられた真の父母様を通して祝福結婚を受けることが、正に真のオリーブの木に接ぎ木される恩賜です。血統を変えなければ、種を変えることはできないからです。祝福は、重生、復活、永生の3段階の祝福を経るようになっています。 ところで、真の父母様から祝福結婚を受けて理想家庭を築き、罪のない純粋な真の種を受ける最善の道は、交叉結婚です。人種、文化、国境、宗教の壁を飛び越え、神様のもとに人類一家族をつくる大役事です。神様の目には、皮膚の色の違いはありません。神様の目には、国境が存在しません。神様の目には、宗教と文化の壁が見えません。これらすべてが、数万年の間、人類の偽りの父母として君臨してきた悪魔、サタンのまやかしにほかなりません。 最も呪わしく、夢にも見たくない怨讐の家庭と、祝福結婚を通して一つの家族になったと考えてみてください。恨みの思いに凝り固まっていた父母たちの血統は消え去り、新しい強力な真の愛の血統が創造されるのです。 両家の子女たちが夫婦となり、互いに愛し合い、幸福な家庭を築いて暮らすことを呪う父母がどこにいるでしょうか。いくら憎い怨讐の娘であったとしても、自分の息子の愛を受ける嫁となり、水晶のように清らかで澄んだ真の天の孫と孫娘を抱かせてくれるとしたら、喜びの笑顔を見せないおじいさん、おばあさんがどこにいるでしょうか。 白人と黒人が、東洋と西洋が、ユダヤ教とイスラームが、さらには五色人種が一つの家族になって暮らせる道は、交叉結婚の道をおいて、ほかに方法があるでしょうか。共に暮らす生活の典型は家庭です。父母と子女は愛と尊敬で、夫婦は相互信頼と愛を基盤として、兄弟姉妹間は互いに信じて助け合い、一つになって暮らす家族の姿が、正にモデル家庭なのです。私たちが命を懸けてでも、真の父母様から祝福結婚を受け、天の伝統である理想家庭を探し立てなければならない根本理由が、ここにあるのです。 <真の愛の人生とは> 真の愛の本体であられる神様に似る最善の道が、真の愛の実践を通して真の愛の人格者になり、真の愛の主人になる道だと言いました。その道こそが、私たちも真の父母になれる道だと言いました。 そうであるならば、真の愛の人生とはどのような人生でしょうか。真の愛は、公益性をもつ無形の秩序や、平和や、幸福の根源です。真の愛の本質は、受けようという愛ではなく、人のために、全体のために先に与え、ために生きようという愛です。与えても、与えたということすら記憶せず、絶えず与える愛です。喜んで与える愛です。母親が赤ちゃんを胸に抱いてお乳を飲ませる喜びと愛の心情です。子供が父母に孝行して喜びを感じる、そのような犠牲的愛です。神様の人類創造がそうであったように、何ら見返りを期待せず、条件も付けずに与える、絶対、唯一、不変、永遠なる愛の創造です。 真の愛は、宇宙の源泉であり、宇宙の中心、宇宙の主人を生み出してくれる愛です。真の愛は、神様の根であり、意志と力の象徴でもあります。したがって、真の愛で結ばれると、永遠に一緒にいてもただうれしく、宇宙はもちろん、神様までも引っ張れば付いてくる愛です。 堕落の末裔である人間がつくった国境の壁、人種の壁、さらには宗教の壁までも、永遠に終わらせる力が、真の愛の価値です。 神様の真の愛の主流属性は、絶対、唯一、不変、永遠なものなので、誰でもこの真の愛を率先して実践すれば、神様と同居して共に楽しむことができ、同参権までも享受できるようになるのです。このように、天国に入るのに絶対に必要な条件が、正に「ために生きる人生」、すなわち真の愛の人生なのです。 尊敬する指導者の皆様。 皆様は、今や祝福結婚と結実の時代を迎えています。神様の創造理想である地上天国、すなわち平和王国が皆様の目の前で創建されつつあります。 真の父母として、80年以上の生涯を、血と汗と涙でつづられた一本道、天の道だけを歩んできた私の人生が、今では60億人類のための勝利的結実を収めているのです。霊界でも、四大聖人はもちろん、数千、数万の聖賢たちと皆様の善の先祖たちが地上界に降りてきています。皆様の一挙手一投足を見守り、天道に背く者を罰して、多くの人の戒めとされることでしょう。 世界180カ国以上で、天のみ旨と伝統を相続した数千、数万の平和大使たちが、真の愛と真の家庭の価値を叫び、昼夜の別なく走っています。この地に平和理想世界王国を創建しようと総進撃しています。 世界の火薬庫の中東でも、レバレンド・ムーンの平和思想に励まされ、ユダヤ教、キリスト教、イスラームが、新しい次元の平和的対話を行っています。 東西間の冷戦に終止符を打つ決定的役割を果たしたのも、レバレンド・ムーンの「統一思想」でした。私の祖国、韓半島統一のための実質的背後作業も今、レバレンド・ムーンの主導のもとで急速に進行しています。 しかし、私は決してここで満足することはできません。天命を受けて出発した私の生涯です。天から印を受け、人類の真の父母として顕現した私が天との間で交わした約束は、必ず成し遂げなければなりません。 この地球星に毒きのこのように君臨してきたあらゆる国境と壁を完全に撤廃し、万人が共に手を取って暮らせる平和理想世界王国を創建しなければなりません。 <平和大使は天の密使> 尊敬する平和大使の皆様、皆様は、きょう私がお伝えする神様のメッセージを通して、多くのことを学び、悟ったことと思います。ところが、いまだに方向感覚を喪失したまま漂流している人類は、今こそ、天に代わる皆様の助けを必要としています。今や皆様は、新たな覚悟と決意で天命に従って立ち上がる天の密使とならなければなりません。そのような次元でもう一度、きょうのメッセージを要約しながら、私たちの使命を胸深く刻んでおこうと思います。 神様の子女として創造されたアダムとエバが、堕落によって失ってしまったものが何であると言ったでしょうか。 第1に、神様が下さった血統圏を喪失してしまいました。血統は、父母が子女だけに与え得る特権中の特権です。しかし、堕落によって彼らは、サタンの偽りの血統を受けて、サタンの子女に転落してしまいました。 したがって、今日の全人類は誰彼を問わず、例外なく、サタンの血統を引き継いで生きている堕落の末裔であるという事実を、はっきりと悟らなければならないでしょう。神様は、御自身全体を100パーセント投入して絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準でアダムとエバを創造され、彼らの愛と生命の種として血統を下さったのです。 したがって、今、皆様の位置は違っています。真の父母様が許諾された聖酒式を通して血統転換をし、再祝福を受け、真の家庭を探し立てられる道が大きく開かれました。 第2には、人類の最初の家庭であるアダムの家庭で、兄のカインが弟のアベルを殺すことによって兄弟圏を失ってしまいました。天が下さった家庭での本然の秩序であり、祝福である兄と弟の間の愛と和合の人生が、妬みと恨みの怨讐関係に落ちてしまったのです。 したがって人類は今、レバレンド・ムーンが主導してきた世界的次元の交叉結婚を通して血統復帰を完成し、より天の側であるアベルが主体格である兄の位置、すなわち本然の秩序を確立しなければならないのです。 皆様、このようなサタンの秘密を暴いたレバレンド・ムーンの人生は、言葉では表すことのできない迫害と苦難、すなわち恨の生涯とならざるを得ませんでした。しかし、今では万難に打ち勝ち、勝利して、天の権勢が現れる「後天時代」を宣布しました。 その基盤の上に、世界人口の78パーセントを超える宗教圏と国家圏を糾合し、新しい世界的次元のアベル圏を立てつつあります。併せて、新しい世界的次元のカイン圏を確立するために、全世界の人口の74パーセントを占めている蒙古斑同族圏を糾合しつつあります。 したがって、今や超世界的次元で、この二つのアベル圏とカイン圏が一つになり、アベル王国の立場で出帆した「天宙平和連合」と一体にならなければなりません。そして、この地に平和理想世界王国を創建するために、超宗教超国家的な次元で、すべての国境と垣根を撤廃しなければなりません。そうして、全人類が本然の創造理想世界に入ることができ、アダムとエバの堕落によって失ってしまった本然の所有権までも捜し立てるべき宿命的責任があるという事実を、いま一度、皆様に想起していただきたいのです。 天の側の新しいアベル圏が天宙的次元でカイン圏を消化し、本然の創造理想的権限である天の全権をもって新天新地、すなわち地上・天上天国創建に向けて新たな出発をすべき時であることを肝に銘じてくださるようお願いいたします。 <人類平和のためのプロジェクト> 世界の指導者の皆様、私は、きょうこの貴い神様の摂理歴史的完成の場をお借りして、もう一度、神様と人類の摂理的最後の目的である平和天国創建のために、そして神様の祖国と本郷の創設のために、実に摂理的で革命的なプロジェクトを宣布しようと思います。 歴史的にサタンによって東と西、南と北に分けられ、地理的には北アメリカ大陸とロシア大陸を分けるベーリング海峡に、橋を架け、海底トンネルを通そうというのです。 そうして、アフリカの喜望峰からチリのサンティアゴまで、イギリスのロンドンからアメリカのニューヨークまで、自動車で全世界を巡回、疾走できる「世界超高速道路」を連結する「ワールド・ピース・キング・ブリッジ-トンネル」を完成し、世界を1日生活圏にしようというのです。 これ以上の分断と分裂は容認できないというのが天の警告です。全世界を1日生活圏で結び、サタンがつくった人種、文化、宗教、国家の壁を崩し、神様が何よりも願ってこられた平和理想世界王国を、この地球星に創建しようというのです。 アメリカとロシアが一つになり、ヨーロッパ大陸、中国、インド、日本、ブラジルなど、世界のすべての国家、そしてすべての宗教が一つになり、共に力を合わせ、この歴史的なプロジェクトを成功させなければなりません。この事業の成功こそ、人類にとって、これ以上戦争と分断が必要ない平和理想世界王国を創建するのに、決定的役割をすることでしょう。 皆様、このような途方もないプロジェクトをどうしたら完成できるのかと、疑問をもつ人もいるでしょう。しかし、神様のみ旨がある所には、必ず道があります。 21世紀の現代科学技術は、今、ベーリング海峡にトンネルを通す程度のことは問題にならない水準にまで発展しています。工事費用も問題になりません。世界が戦争という名のもとに費やしているお金がいくらでしょうか。人類は今、歴史と後代の前に、実に恐るべき罪を犯していることを自覚すべき時です。 一つの例を挙げましょう。アメリカが過去3年の間、イラク戦争につぎ込んだ戦費がどのくらいになるか御存じですか。約20兆円(2000億ドル)に迫っています。 それだけ予算があれば、ベーリング海峡プロジェクトを完成しても余るお金です。なぜ私たちが、互いに殺し合う戦争に、このように途方もないお金をつぎ込む愚かな蛮行を続けなければならないのでしょうか。聖書のイザヤ書第2章4節の教えのように、今や、「銃や刀を溶かして、すきとくわを作る」時です。 人類はもうこれ以上、戦争のための戦争に子女たちの命を犠牲にし、天文学的なお金を費やす悪業を繰り返してはなりません。世界のすべての国家の力を総動員し、大宇宙の主人である神様が願われる平和理想世界王国創建に、総邁進すべき時が来たのです。 皆様、人類は今、レバレンド・ムーンの教えである「真の愛、真の生命、真の血統の平和思想」を受け入れなくては生きていけない、窮地に立っています。皆様の善の先祖たちが総動員され、後天時代の天的な権勢が押し寄せてくれば、いくら強大に見える国家や民族でも、天地の運勢に順応するほかなくなることでしょう。 <私たちの使命> 今や選択は皆様のものです。無知には完成があり得ません。きょう、皆様に伝えるこのメッセージは、天がこの時代に下す警告であり祝福なのです。天運に従って発展し勝利していくレバレンド・ムーンと歩調を合わせ、この地に真の家庭、真の社会、真の国家、真の平和理想世界王国を創建する主役になりますか。それとも、サタンが喜ぶ旧態依然たる宗教の壁、文化の壁、民族の壁、人種の壁の虜となり、余生をうめきと後悔の中で終えるのでしょうか。天は、この邪悪な世界をひっくり返し、この地に新天新地(新しい文化と理想王国)を創建する勇将たちを呼び集めています。 今、皆様と共に誕生した「天宙平和連合」は、神様の勝利であり、真の父母様の血と汗と涙の結実であり、皆様の希望であり願いです。カイン的な既存のUNの前に天一国を代表するアベル的王国の使命を果たすようになるでしょう。神様の創造理想世界実践郷を成し遂げるべき使命が、正に皆様に下された天命であることを肝に銘じてくださるように願います。 世界平和軍の名で出発したUN軍の役割を、もう一度考えてみてください。韓国動乱とベトナム戦争でも、その使命を果たすことができず、途中下車してしまったのではないでしょうか。したがって、私は、世界120カ国を巡回し、「天宙平和連合」の創設メッセージを宣布する中、昨年の10月20日、ウクライナにおいて人類の福祉と未来のための平和組織を創設し、全世界の前に宣布しました。 この組織は、今から新世界の秩序と平和を守る警備隊の責任を果たすようになるでしょう。いまだに、先天時代の残骸である分裂と利己主義の落とし穴から抜け出すことができず、慌てふためく人類に、真の個人、真の家庭、真の国家、真の世界と天宙を創建する、後天時代の真の愛を教育する先鋒隊にするのです。 皆様も、今から新しい時代に新しい甲冑を着て、天のために、そして人類万代のために全力投球する、賢明で勇猛な天宙的平和王国軍となってくださるよう願います。ぜひとも、きょう私が伝えた天の警告を胸深く刻まれ、真の父母様を通して受ける祝福結婚こそ、天の血統を取り戻す唯一の道であり、神様がこれほどまでに願ってこられた解放圏と釈放圏を確保し、神様の理想家庭と平和理想世界王国を永遠にこの地に定着させ得る道である、ということを肝に銘じてください。 それとともに、「天宙平和連合」の発展と成功のために、神様の理想家庭と理想国家と平和王国を創建することに、真の父母と共に最善を尽くす皆様となられることを願います。 億兆蒼生の平和の王、神様を真の父母として侍って暮らす真の王子、王女になってください。真の孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たし、太平聖代の平和王国を創建しましょう。神様の祝福が皆様の家庭と国家の上に満ちあふれんことを願います。 ありがとうございました。
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戦争と平和 Guerra e Pace 戦争と平和 [DVD]
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基礎データ ブランド名 平和島競艇 会社名 平和島競艇 電話番号 Fax番号 メール 企業分類 競艇 現在の問合せ結果 × 現在のコメント メール返信なし 最終更新日 2009/05/28 特記事項 基礎データ特記事項 平和島競艇2008年7月28日のスポニチに広告あり 他、広告あり 05/26 ×(メール返信なし) 関連ページ 特に新聞に広告を出している企業は毎日新聞にとって泣き所となるようです 問合せ 問合せ先一覧 / 毎日新聞に広告を出していた企業(日付別) / 毎日jpに広告を出していた企業 / 電話問合せのコツ 結果別一覧 ◎◎-◎-○ / △ / ×(記号、数字、ローマ字) / ×(ひらがな) / ×(カタカナ・ア行~ナ行) / ×(カタカナ・ハ行~ワ行) / ×(漢字・あ行~か行) / ×(漢字・さ行~た行) / ×(漢字・な行~は行) / ×(漢字・ま行~わ行) 分野別一覧 製造業 / 製造業その他 / 小売、卸売 / サービス業、娯楽 / 医療、医薬 / 建設、不動産 / 金融、運輸、IT、その他 / マスコミ、出版 行政等一覧 行政、各種団体等 / 教育機関等 / 政治家、著名人 毎日新聞系列 【その1】 【その2】 【その3】 【その4】 【その5】 【その6】 【その7】 【その8】 【その9】 問合せ報告 毎日新聞関係の凸結果を淡々と張り続けるスレ7 ※「電凸」とは「電話問合せ」のインターネットスラング(俗語)です。(詳細は用語集) 対応評価の大まかな目安 ◎◎ 広告打ち切り・今後広告を出さない・今後広告を出す予定はない ◎ 良対応・厳重な抗議 ○ 普通、中立対応・対応検討中、今後注視 △ 保留・問合せの返答結果待ち(3日以内に回答なければ×) × 悪対応・無回答・処分は十分毎日の姿勢を容認・広告続行 このテンプレを編集 平和島競艇 2008年7月28日のスポニチに広告あり 他、 広告あり 05/26 ×(メール返信なし) 「日本の母は息子の性処理係」毎日新聞が捏造記事163 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/ms/1241265294/812 812 名前:可愛い奥様[] 投稿日:2009/05/26(火) 19 41 15 ID STB7ZZlP0 転載します --------- 285 名前:松崎名無しげる[sage] 投稿日:09/05/26 19 39 31 ID ywrP5lJO メールのお返事ですv 平和島競艇→メール返信無し 関連ページ 検索 2008年10月05日のスポニチ 広告一覧 2008年9月19日のスポニチ 広告一覧 2009年11月14日のスポニチ 広告一覧 2009年5月15日のスポニチ 広告一覧 2009年5月17日のスポニチ 広告一覧 2009年5月23日のスポニチ 広告一覧 2009年5月24日のスポニチ 広告一覧 2009年6月20日のスポニチ 広告一覧 行政、各種団体等への問合せ結果
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第006話:平和島静雄 作: ◆CUxWXMHqVQ 「なんだこりゃ」 開始会場を出た平和島静雄は自分のバックに入っていたロザリオに眼をしかめる。 「・・・・・・・・趣味わりい」 山百合会メンバーが聴くと発狂するような言葉を呟きロザリオをポケットに入れる。 (さて、どうしたもんだろうね) 殺し合いゲームにはおよそ向かない思考のまま静雄はそのままどこかへ歩き始めた・・・・・・ 【残り117人】 【Bの4/高架下/時間(1日目・0時09分)】 【平和島静雄(037)】 [状態]:健康 [装備]:山百合会のロザリオ [道具]:通常の初期セット [思考]:ふらふらと何も考えず東南に移動 ←BACK 目次へ(詳細版) NEXT→ 第005話 第006話 第007話 第004話 時系列順 第009話 - 平和島静雄 第023話
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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 開け放たれた窓から流れ込んでくる、若葉のにおいを含んだ 風を受けながら、私は上役の机の前に立った。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | 課長、おはようございます。このところ | よい天気が続いて、気持ちがいいですね \  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ああ、おはよう。 | 今日の仕事はこれだけだ \  ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧_∧ _____ ( ) ( ・∀・) / ◇◇ /| ⊂ O ) ( ) / ◇ / | │ │ │ | | | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | (__ (__) (__)_)| | / ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 課長は無表情な目で、遠くの青空で育ち始めている入道雲を 見つめたまま言った。そして、机の上にある何枚かのカードを、 片手で私の方に押しやった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 課長のぶっきらぼうな態度は、今に始まったことではない。 私は気にすることもなく、カードを重ね、ポケットに納めて 席に戻り、隣の同僚に声をかけた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | さあ、仕事に出かけよう。午前中は君が運転してくれないか。 | 午後は交代して僕がやるから \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ワカッタゾ、ゴルァ ∧ ∧ (,,゚Д゚) _ φ_C__ . ┌――┐_____ /旦/ / /. ̄|.VAIO..| /| ∧_∧ /|||||||| ̄ ̄ / ====== / | (・∀・ ) |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . | ( ) / | | | | |/ (_(__) ─( ゚ ∀ ゚ )─ ⊂二⊃ ⊂二⊃ \_/ / │ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | で、今日の道順はどういうことになるんだい? \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ イマミルカラナ・・・ __Δ__Δ___. ∧ ∧ _♀___/(・∀・ )__/ρ゚Д゚ )⊇-= ()≡≡≡()) ̄^, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三| ̄ ̄ ̄ ̄ヾ |_川l皿|川|_|__/ / ⌒ヽヽ . . | /,/ ⌒ヽ | 〔Πニ囗ニl l Π l_||、◎, ||_|,____,ノ_||、◎ |_||〕 `ー-  ̄ ̄ ̄.`ー--′ `--- ′  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私はポケットから、さっきのカードの束を取り出そうとしたが、 考え直して、こんな提案をした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)< そうだな。なあ、どうだろう。こんなに天気もいいんだし | 道順なんて能率的なことを言わないで、 | ドライブをかねてゆっくり回ろうじゃないか | カードを引き出して、出た順番にさ \______________________ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,)< それもいいだろう。我々は、決められた仕事を | その日のうちに終えればいい、役所勤めなんだから \_____________________ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 彼がうなずいたので、私は片手をポケットに入れて、 カードを一枚だけ引っぱり出した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)◇ < うん。まず国道をまっすぐに行くんだ ∩ \_______________ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私たちは樹木に囲まれた赤レンガの建物、 つまり我々の勤め先の生活維持省をあとにした。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | 早く内勤に移りたいものだな | ああ、だけどあと二、三年、 \ | この外回りの仕事をしないことには  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ | 内勤には移れないだろうな \  ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __Δ__Δ___. ∧ ∧ _♀___/(・∀・ )__/ρ゚Д゚ )⊇-= ()≡≡≡()) ̄^, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三| ̄ ̄ ̄ ̄ヾ ~~ |_川l皿|川|_|__/ / ⌒ヽヽ . . | /,/ ⌒ヽ | ~~ 〔Πニ囗ニl l Π l_||、◎, ||_|,____,ノ_||、◎ |_||〕 ≡ ≡3 `ー-  ̄ ̄ ̄.`ー--′ `--- ′  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 車は人影のまばらな町の大通りを、ゆっくりと進んだ。 両側の街路樹は、舗道の上に静かな朝の緑の影を並べていた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ヽ;;;;ゝヾ;ゞ ゞヾヽ;;;;ゝヾ;;ヽ;;;;ゝヾ;ヽ;;;;ゝヾ;ゞ ゞヾヽ;;;;ゝ ゞ;;;;ゝヾ; ;;;ソ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝヾ; ;;;ソ ヽ;; ゝヾ; ;;;ソ ヽ;; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;; ゞヾ ゞヾヽ ゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;; ;ゝヽ;;|;il|ヽソ;;|il|;ヽゞ|il ヾ;;;ゝ;; ヽ;;|;il|ヽソ;;|il|;ヽゞ|il ヾ;; ヽゝヽ;;|;il|ヽソ;;|il|; |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| |;il| ,,((;;;ゝ);;));ヾ;;) |;il| ,,((;;;ゝ);;));ヾ;;) |;il| ,,((;;; 、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ))ゝ;;;ミ,,、,,;;; ゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;) ;;;;;ゝヾ;ヽソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;( ;ゝ;;;ゝ));ソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;( ;ゝ;;; ''''''''''''''''''''' ゞ(⌒;;;ゝヾ;ヾ⌒;⌒) ;;;)ヾミゞ(⌒;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;⌒) ;;;⌒)ヾミ;;(⌒ ;ゝ;;;ゝ( __Δ__Δ___. ∧ ∧ _♀___/(・∀・ )__/ρ゚Д゚ )⊇-= ()≡≡≡()) ̄^, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三| ̄ ̄ ̄ ̄ヾ ~~ |_川l皿|川|_|__/ / ⌒ヽヽ . . | /,/ ⌒ヽ | ~~ 〔Πニ囗ニl l Π l_||、◎, ||_|,____,ノ_||、◎ |_||〕 ≡ ≡3 `ー-  ̄ ̄ ̄.`ー--′ `--- ′  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ その舗道の上の所々には、乳母車を押す母親、 孫の手を引いた老人、小走りに駆け回る犬を連れて 散歩している美しい婦人などが見られた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ゞ;;;;ゝヾ; ;;;ソ ヽ;; ;;ゝ ヾ;;;;ヽヾゝゞゞ;;;;ゝヾ; ;;;ソ ヽ; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;ゝヾヾ; ゞヾ ゞヾヽ ヽヾ;;ヽ;;;;; ゞヾ ゞ ゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;;ゝヾ;;ゝヾ ヽゞヾ;;;ゝヽヾ ;;;; ;ゝヽ;;|;il|ヽソ;;|il|;ヽゞ|il ヾ;;;ゝ;; ヽ;;|;il|ヽソ;;|il|;ヽゞ|il ヾ;; ヽゝヽ;;|;il|ヽソ;;|il|; |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| ヾ |il,,,..,,, |;il| |il| |;il| ,,((;;;ゝ);;));ヾ;;) |;il| ,,((;;;ゝ);;));ヾ;;) |;il| ,,((;;; 、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ))ゝ;;;ミ,,、,,;;;ゝ;;))ゝ;;;ゝ))ゝ;;;ミ,,、,,;;; ゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;)ヾミゞ((;;;ゝヾ;ヾ⌒;;;) ;;;) ;;;;;ゝヾ;ヽソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;( ;ゝ;;;ゝ));ソ;;;)ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;( ;ゝ;;; ___┌ /。。。。。。/ ∩_∩ ∧∧ / / (´m` ) ∧_∧ (゚ー゚*)/ / ⊂、 ⊃ (´∀`) |UU ̄ ̄/ || | | | ⊂ ) \__/ ||(_(__) U ̄U / `X ◎ ◎ ◎ ''''''''''''''''''''' ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 赤と白の縞模様のひよけを出した商店街は間もなく終わり、車は住宅地を進んだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ,.、 / \~~~``ー--ゥ ~ ,.;;-‐ ~~ |, -| | ミ彡 / ` ,.-~.‐'~~-‐~~.| .| | | 工___ ミミ|彡ム- ~~ーv ~ ~ ;;; i-‐i |~~| | | \===| ミ-‐~ _,.ィ~~|~ ~~`|~ |T | |~I.| | | \==|======i__ ミ ,-|~~`i ~I | | | | | |_,.+‐ !┴!―-- \=|======|==|┴‐┐┐从 ,-、v- ~ 十 |-‐ ~~~|| ,.. -‐ ~~ ̄ ,,.; ~`i~`~`‐-, ||`i ~~` ~~ ~~ミ―┼(`)‐i ̄~i→;;;;;/ ノヽ|~l ミ| ~ __.|l ~ ; ` `゜ ;;; `i _ |r ~ ミ |. |ゝ- | |~l~`1;;;;;;;;;;;;;L!;;|,,,,.i ~ 1~T~~  ̄|__,,,.....r-‐ミ ;; ;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;; | ̄ ,; ~ ~~~`iー‐、二―--‐ ~~コ j. | | |エエエエ | ミ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ヽー- ヽ. ヽ、_,,人_j |エエエエ | |ヾ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< 平和だなあ \_____ ∧∧ / (゚Д゚,,) < 平和だ \___ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私たちは、しばらく黙り、車の進むのに任せた。 住宅も次第にまばらになり、自動車はこんもりした森を持つ なだらかな丘をいくつか越えた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 恋人同士なのだろうか、楽しげに語らいながら自転車を踏む 若い二人が、我々の車を追い抜いていった。 同僚はそれを見送りながらつぶやいた。 ∧∧ ≡≡≡ ∧∧ ≡≡≡ (゚ー゚*) 、 ≡≡≡ (゚Д゚, ,) 、 ≡≡≡ O┬Oc )~ ≡≡≡ O┬Oc )~ ≡≡≡ (*)ι_/(*) ≡≡≡ (*)ι_/(*) ≡≡≡ __Δ__Δ___. ∧ ∧ _♀___/(・∀・ )__/ρ゚Д゚ )⊇-= ()≡≡≡()) ̄^, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三| ̄ ̄ ̄ ̄ヾ ~~ |_川l皿|川|_|__/ / ⌒ヽヽ . . | /,/ ⌒ヽ | ~~ 〔Πニ囗ニl l Π l_||、◎, ||_|,____,ノ_||、◎ |_||〕 ≡ ≡3 `ー-  ̄ ̄ ̄.`ー--′ `--- ′  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,)< こんなに社会が平穏に保たれているのは、やはり | 政府の方針のおかげなんだろうな。国民一人当たりに | 充分な広さの土地を確保しなければならないという \_____________________ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ それには、疑問の響きがないでもなかった。私は言う。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)< 当たり前の話だよ。君も本で読んで知っているだろうが、 | あの昔の状態と、長い年月をかけてやっと方針が | 軌道に乗った今とを比べてみれば、はっきりわかる | 事じゃないか。今では、全ての悪がなくなっている。 \______________________ ∧_∧ ( ・∀・)< 強盗だとか詐欺だとか、あらゆる犯罪が。交通事故や | 病気だってなくなった。かつては、自殺なんかをする | 奴もいたんだってな。考えられないことだ。 \______________________ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,)< それはそうだ。たった一つのことを除いたらね \___________________ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)< だが、そのたった一つまでなくそうと考えたって、無理だよ。 | 必要悪は、もはや悪じゃない。それをなくそうとしたら、 | 全てがたちまち混乱の昔に戻ってしまうじゃないか \________________________ 彼はそれに答えず、ゆっくりとブレーキをかけた。見ると、道ばたの草むらから 一匹のニライムが道路の上に飛び出してきたのだった。 そしてそれに続いて息を弾ませた少年が現れた。 坊や、もう一息じゃないか。元気を出してうまく捕まえろよ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ __Δ__Δ___. ∧ ∧ _♀___/(・∀・ )__/ρ゚Д゚ )⊇-= V/ ハイデチ ()≡≡≡()) ̄^, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三| ̄ ̄ ̄ ̄ヾ ∥ ∧ ∧ |_川l皿|川|_|__/ / ⌒ヽヽ . . | /,/ ⌒ヽ | 人 (,,^д^) 〔Πニ囗ニl l Π l_||、◎, ||_|,____,ノ_||、◎ |_||〕 (゚Д゚ ) 三 @_) `ー-  ̄ ̄ ̄.`ー--′ `--- ′  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 少年はまたニライムの後を追って、草むらの中に駆け込んでいった。 きっとあの少年は間もなくニライムを捕まえるだろう。そして、彼の家の夜の 食卓は、ほほをほてらせて話す少年の高い声でにぎわうことだろう。 ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,) < どこかに、ガソリンを入れる所はなかったかな \_______________________ ∧_∧ / (・∀・ )< ああ、この次の村に確かあったはずだ。そこで入れよう 車は、澄んだ水に青空を映しながら流れる小川に沿ってしばらく走り、村に近づいた。 ./! ^゙ ┐ ,/. l. .゙ ,、....,/⌒′ ′ .\r -‐ ^゙^ ーv、..._,,、、.._ __ ,/ .ノ′ ,、 .) ‐ ^′  ̄ ̄^'ト _ノ v., ,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,/ } /¨「 .リhz ;r--,,,,ノ、,_ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;¬ノ、.「゙「| ー、 `゙ <;;;; 小さなレストラン兼ガソリンスタンドの店をやっている老人は、 私たちを見て目を伏せながら聞いた。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ 今日は、こちらの方でお仕事ですか? └──v────┌────────────── | .___ │ ああ、もう少し先だ。 | | |__ │ ガソリンを入れてくれないか。 ∧_∧ ||〓 └─────────v──── ( ´m`)| ̄ ̄ ̄|コ __Δ__Δ___. ∧ ∧ (つ つ| @ |」 _♀___/(・∀・ )__/ρ゚Д゚ )⊇-= | | |│ | ()≡≡≡()) ̄^, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三| ̄ ̄ ̄ ̄ヾ (__)_)  ̄ ̄ ̄ |_川l皿|川|_|__/ / ⌒ヽヽ . . | /,/ ⌒ヽ | . 〔Πニ囗ニl l Π l_||、◎, ||_|,____,ノ_||、◎ |_||〕 `ー-  ̄ ̄ ̄.`ー--′ `--- ′ 私たちを生活維持省の役人と知っているらしいその老人は、 もう、それ以上何も話しかけてこなかった。 ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,)< さて、このあたりじゃなかったかな? \_______________ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)◇ < うん、もう少し先に行って、左に入るんだ ∩ \_________________ 私たちは、車を少し狭い道に乗り入れた。 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )◇ < この辺で止めよう。あの花壇のある家らしい ∩ \__________________ " `,,; ;; ..|l |゚ ゚̄i ; | |l iしぃ|___,.,.,.,_,,|| / |.__i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i_ ||;, `;; ;;,.、`)";|i |。__。l ; | |l |。__。|,,__i.,,,__,,|| ,/ |i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.__,_||;, ゛"`(,, " |l ; ; | |l.,.,.,__.,,i,___,.,.i.,_. |L_____;|,__i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i_.||;, `);;,,__,,,,| |lニニニニニニ○| |l_;;;_,i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,__;;.||;, ;、 "__.,. | |l ; ; | |l.,.,.,__i.,,___,.,i.,.,_;;| ̄ ̄ ̄|__,i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i._||; ";、__i,. | |l ; ; | |l.,,,i___,.,.,.__i.,____,|L_____,|,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,;||;, ;、 "_____| |l ; ; | |l__i.,.,.,__i.,,,___,.,.i.,_.; __,i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,__,.,_i;;|L ; ; ;; ; ; ; ;|_;;|`ー───ー|_,;|L_.,.,i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,| ∧_∧ /ピンポーン\ ( ) ∧ ∧ ( O ) (, ) │ │ │ / | (__ (__) (,,_/ / ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私たちは車を降り、明るい花が群をなしている花壇を通って、 その家の玄関に向かった。チャイムが涼しげな音を響かせた。 この家の主婦らしい健康そうに日焼けした女性がドアを開けて、 我々を玄関に入れた。 | お宅に、ちびしぃさんというお嬢さんがおいでですね? \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ドナタ? ∧∧ ∧_∧ ∧∧ (*゚ー゚) (・∀・ ) (゚Д゚ ) | ⊃⊃ ( ) (| |) ~| | | | | | |~ し`J (_(__) し`J |\ / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ええ、おりますが、どなた様でいらっしゃいますか? \_____________________ それに答える代わりに、私は左手で上衣のえりをちょっとずらし、 胸につけている生活維持省のバッジを示した。 | ああ、死神…… | \ /  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ∧∧ ∧_∧ ∧∧ (*1)) (・∀・ ) (゚Д゚ ) ⊂ ⊃ (つs ) (| |) ~| | | | | | |~ し`J (_(__) し`J 一瞬、青ざめた顔色となって倒れかかった彼女を、同僚は なれた手つきで支え、素早く着付け薬の錠剤を口に含ませた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ しばらく玄関の柱にすがりついていた彼女は、震え声で小さく叫んだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | 何も、ちびしぃを。あれまで育ってきた、かわいいちびしぃを・・・ \  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | お気の毒とは思いますが、仕方のないことです \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧∧ ∧ ∧ (・∀・ ) (゚Д゚ ) (*2) ( ) (| |) ⊂⊂ ヽノ | | | | |~ (_(____つ (_(__) し`J |\ / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | せめて、あたしを代わりに | お願いです \________________|\____________ / | 時々、そうおっしゃる方がありますが、 | それを聞き入れていたら、きりがありません | 社会の秩序が、根本からひっくり返ってしまいます | ところでちびしぃさんは・・・ \_____________________ | 今近くの森に木イチゴをつみに行っていますが、せめて家族と別れる | 暇ぐらい、いただけませんか。今すぐでなくても、いいではありませんか \  ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | それも困ります。本人も苦しむし、 | 皆さんも、かえって悲しみを増すばかりでしょう \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ウウウ・・・ ∧_∧ ∧∧ ∧ ∧ (・∀・ ) (゚Д゚ ) (っ-∩) ( ) (| |) ヽ゚。゚。 ヽノ | | | | |~ (_(____つ (_(__) し`J |\ / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | なんでこんな方針に従わなければならないのでしょう。たまらないわ・・・ \_____________________________ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< 奥さん、今更、そんなことをおっしゃられても困りますね。 | よくご存知のはずではありませんか。人々が、このような | 静かな広々とした中に、のんびりと住むことができる社会。 \________________________ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< ほとんど働かないでも欲しいものを手に入れることができ、 | 読書や園芸や音楽など、好きなことをして過ごせる社会。 | 奥さんはそんな社会の生活に慣れきってしまって、 | ありがたみを忘れかけているのかも知れませんね。 \________________________ | それに、犯罪でいやな思いをすることも、病気で苦しむこともありません | この素晴らしい社会を維持するためには、皆で決めた方針に | 従うより他に、方法がないではありませんか \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ∧∧ ∧ ∧ (・∀・ ) (゚Д゚ ) (っ-゚) ( ) (| |) ヽ゚。⊂ヽノ | | | | |~ (_(____つ (_(__) し`J |\ / ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | だけど、何もちびしぃが・・・ \___________ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< みんなわがままを主張してこの方針をやめたらどうなります。 | たちまち昔のように人口が増え、この辺にだってあっと言う | 間にアパートがごたごたと建ち並んでしまいましょう。 \________________________ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< そして、どの窓からもうるさい赤ん坊のわめき声が漏れ、 | 広場には教育の行き届かぬ悪童の群があふれるでしょう。 \________________________ ,wWi i∧, .|、n 》》》》》,、))ノヽ ∧∧∧ (#゚Д゚( ) (´∀`(´∀`")(´∀`メ ) と、】_【ノ ( ( )( ) |__i〉_〉 | | | | | | | | (__,)ヘ_) (_(__(_(__)(_(__) ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< 道の上では、絶え間ない交通事故。現在がそんな時代 | だったら、ちびしぃさんだって今の年齢まで生きられたか | どうか、わからないではありませんか。 \________________________ ∧∧ / ゚;ゲチャ ∧_ ,. ,・∮(゚ . ;;__・) . .;◎, ___ ( フ´.,. ,・ゴスッ∮___ _∪/====ーー―ヽ ( . .;§ ()≡≡()) ^ゝ―- 、 , ー--\ ΞΞΞΞΞ / / |,. _川|川|____/ / ⌒ヽ ヽ /⌒ ヽ | ΞΞΞΞΞ (_)§,. .ニニニニニt_||、◎ ||_|_____________||、◎ |_| ΞΞΞΞΞ ゚゙" `-- ~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ー--′ `---′ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< それに、ひとときも気を抜けない生存競争で引き起こされる | ノイローゼ、発狂、自殺。いたる所に漂う、汚れきった空気。 \________________________ □□ ■■ || □□■■■■ ∧||∧ ■■■■■■■■ ( / ⌒ヽ ■■■■■■■■■■■ lヽアーヒャヒャヒャ | | | ■■■■■■■■■ l 」∧_∧ ∪ 亅| ■■(-_-) ■■ ∥( ゚∀゚ ) | | | ■■(∩∩) ■■ ⊂ つ ∪∪ ■■■■■■■■■ 人 Y : ■■■■■■■■■ し(_) : ‐ニ三ニ‐ ∧_∧ (・∀・ )< こうなればあとはもう一本道です。企画化された人間の大群、 | 騒音を伴う刺激的な娯楽、それで行き着くところはいつも同じ、 \_________________________ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 戦争です。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< 地上の大部分を、文明と共に廃墟にしてしまう戦争の方がお好きなら | 別ですが、多くの人は戦争を好きではありません。私だって嫌いです。 | それには皆が公平にその負担を受けなくてはなりません。 \_____________________________ / ̄ ̄ ̄ ̄ | 生活維持省の計算機が毎日選び出しているカードは、絶対に公平です。 | 情実が入っているといううわさなどが立ったことは、ないはずです。 | そう老人だからといって子供だからといって差別をすることは許されません。 | 生きる権利と死ぬ義務は、誰にでも平等に与えられなければなりません。 \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ デモ・・・デモ・・・ ∧_∧ ∧∧ ∧ ∧ (・∀・ ) (゚Д゚ ) (っ-∩) ( ) (| |) ヽ゚。゚。 ヽノ | | | | |~ (_(____つ (_(__) し`J ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ しかし、彼女には、もはや言うべき理屈のあるはずがなかった。 この方針には全ての人々が従っているのだし、従わなければならないのだ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 玄関の外へ明るい歌声が近づいてきた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ | ちびしぃさんですね? ランタ タン \ ランタ ランタ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ タン♪ ハ、ハイ・・・ウウ・・・ ∧_∧ ∧∧ ∧ ∧ (・∀・ ) (゚Д゚ ) (っ-゚) ( ) (| |) ヽ゚。⊂ヽノ | | | | |~ (_(____つ (_(__) し`J /| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 声をおたてにならないように。気がつかないところを、 | そっとやりましょう。その方が、本人のためにも楽ですから ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私は玄関の物陰に身を潜め、内ポケットから小型の光線銃を 出して、安全装置を外した。そして、歌声と木イチゴの入った かごの持ち主にねらいをつけた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ,.,.i.,_. |L_____;|,__i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i_.||;,|/;/;//| .,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,__;;.||;,|/;/;// ;、 "_;| ̄ ̄ ̄|__,i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i._||;,|/;/;/ ∧_∧ .,____,|L_____,|,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,;||;,|/;/ (・∀・ ) __,.,.i.,_.; __,i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,__,.,_i;;|L(;/ ┓⊂ ⊂ ) i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,_i.,,,___,|/ ,.,. .,.,.,. .,,| | | (_(__) ⊂二⊃ ⊂二⊃ ⊂二⊃ ∞ ~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ どこからか飛んできたアブの柔らかい羽音が、 引き金を引くまでの少しの時間を埋めていた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 途切れた歌声の辺りに立ちこめていた煙が、そよ風に揺れて 花壇の上を流れ、どこへともなく流れ去っていったのをあとに、 私たちは自動車に戻った。再び広い道に出たとき同僚が聞いた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,)< さて、今度はどこなんだい? \___________ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私はポケットから、次のカードを一枚引っぱり出した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( ・∀・)◇ < ああ、さっき通った小川のほとりあたりがいいな ∩ \____________________ ∧∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚,,)< なんだい? いいな、っていうのは。休むつもりかい? \______________________ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そこで私は、手に持ったカードを、彼に見せた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌────────────────────────┐ │ ( ̄ ̄) | │ ) ( あ ぼ ー ん 認 定 証 | │ / \ | │ | ∧_∧ | 認定番号 第*****号 | │ |( ・∀・) | | │ \__/. モ ラ ラ ー | │ | │ この人物が生活維持法に基づく審査委員会の定める | │ 基準(第X条X項)を満たしていることをここに証する。 | │ | │平成XX年X月 2ch 生活維持省審査委員会. | │ 総理大臣 ひろゆき@管直人 | │ 認定委員 名無しさん | └────────────────────────┘ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ それからポケットの残りのカードと光線銃を出して、彼に渡した。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午後も、君に運転させることになってしまったな 何も急がなくたっていいじゃないか。 一番あとにしたって、いいだろう ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ しかし、私は平和に満ちた明るい景色を目に焼きつけながら答えた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (・∀・ )< いいよ、自分で決めた順番なんだから | ああ、生存競争と戦争の恐怖のない時代に | これだけ生きることができて楽しかったな \__________________ ⊂二⊃ ⊂二⊃ ⊂二⊃ ...................................................................................................................................................... . . .. . . . .. . . . . . . . , -‐ "  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ 品ロ口//;;;品呂|區旧ロ目;;;;田;;;;;;;/ .............................. ;';,,;';;,;;;; ;,,; ====././=====.| |=======;;;;;;;;;;;/ .......,,,,,,,........,,,,,,,,,,,,,,,`ii"i; ,; ,; ,, i;;;;;i;; ; ;;;i;; ∃//日Π口|. |;;;;;;囗Π日;;;./ ... , , , , , , , , , , , , , , , ,`,.li,", !!, ,`li,"`l / .‐‐───┘└ - / , , , , , , , , , , , __,,,...〟-‐…・・・ / __,,,...〟-‐…・・・' "~" "~ ,,,...〟-‐…・・・ "~" ;;, ;; ;; .., ; ;; .., 糸冬
https://w.atwiki.jp/siika/pages/343.html
L:平和の剣= { t:名称 = 平和の剣(アイテム) t:要点 = 最強最悪の、マジックアイテム、切れぬモノなどなにもない t:周辺環境 = 地獄 スタッフリスト 文 竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン 絵 岩崎経 編集 竜宮・司・ヒメリアス・ドラグゥーン
https://w.atwiki.jp/revival/pages/597.html
「……なんだ……これは」 鋼鉄の子宮。 キラにとって最も忌むべきもの。彼の目の前には数十台にもおよぶその忌むべきものが低い稼動音を響かせながら鎮座していた。 コンソールにはまだ形を成していない「赤ん坊」が心拍数や血圧などのバイタルと共に表示されている。まぶたも形成されていない瞳が自分を見つめているような恐怖感にキラは襲われていた。 「平和……ですよ」 ライヒは静かに、しかし力強く言った。 平和。 改めて口にしてみると何ともいえない気恥ずかしさをライヒは感じる。 「平和だって?」 キラは思わずライヒにつかみかかろうとして、思いとどまる。 宙に放り出された手は握りこぶしに形を変え、そしておろされていく。 「そうです。平和です」 「この子供達が平和だって言うのか!?」 「そうです。あなたが死んだ後の平和です」 瞬間、キラは理解した。「自分が死んだ後にも世界は続く」という現実を。 「あなたが死んだ後に、誰があなたの代わりを出来るのです? あなたの代わりは……あなたにしか出来ない。 分かっているでしょう?」 ライヒは無慈悲に続ける。そう。目の前の「瓶詰め」は確かに「未来」そのものなのだ。 その未来はたった一人の人間の感情などに左右されていいものではない。 目の前で絶句しているキラにライヒは続ける。 「……分かっているのでしょう?」 キラは答えなかった。 ただ低い稼動音が響き続けているだけだった。
https://w.atwiki.jp/ssmx/pages/14.html
「神様の理想家庭と平和理想世界王国」 天宙的理想郷を目指し、地球星の各地で、世界平和の具現を成し遂げようと、並々ならぬ御苦労をしていらっしゃる世界の指導者の皆様! 御多忙中にもかかわらず、「天宙平和連合」をモデル国際連合へ、そして、天一国を全世界の国々が力を合わせ、「平和理想世界王国」へと創建するための「天宙平和統一家庭堂」を、世界的次元に拡大、格上げさせ、「天一国平和統一堂」へと生まれ変わらせる本大会に御出席されるため、数千、数万里を駆けつけてくださった皆様に、心から感謝を申し上げます。 皆様! 21世紀に入った今日の人類は、実に歴史的な大転換期に置かれています。永遠の世界平和を定着させることができるのか、あるいは、20世紀まで反復してきた暗鬱な戦争と対決の歴史を再び繰り返すのかを、決定せざるを得ない時点に来ています。皆様も御存じのように、私は、20世紀に入って本格化した植民地争奪戦と、第1次、第2次世界大戦、韓半島での6・25動乱、東西冷戦など、絶えず繰り返されてきた戦争と反目の時代を通し、生涯の全過程を神様の平和理想世界王国具現のために捧げてきました。その過程において私は、第2次世界大戦が終わって創設された国際連合が、永遠の世界平和を実現するため、神様のみ旨を受け入れることができる平和の機構となることを懇切に祈ってきました。 しかし、1945年に創設されたUNが、世界平和のために貢献した素晴らしい業績がないわけではありませんが、創設60周年を超えた今日の姿は、その本来の目的を遂行するに当たって、深刻な困難に直面していることを、自他共に認めています。 加盟国が200カ国に迫っていますが、自国の権益ばかりを代弁し、主張するUN代表部の役割は、今、世界紛争の解決と世界平和の具現に当たって、創設当時からの限界を露呈しています。したがって、私はきょう、昨年9月12日、アメリカのニューヨークで出帆したのち、世界120カ国を巡回しながら宣布した「天宙平和連合」の創設メッセージを、再び天と地の前に宣布しようと思います。「神様の理想家庭と平和理想世界王国」と題するメッセージです。 神様の永遠の創造理想である平和理想世界の実現のために、カイン格である既存のUNの更新とともに、新しい次元で平和理想世界王国の機能を発揮できる天宙的次元のアベル格のUNの姿が、正に「天宙平和連合」です。この創設メッセージこそ、全人類が深く肝に銘じ、後天時代を生きていく座右の銘として率先して実行するように、天が下さった特別な祝福であり警告です。 <神様の理想家庭> 尊敬する世界の指導者の皆様、神様が人間を創造した究極的な目的はどこにあると思われますか。それは真の愛を中心とした理想家庭の完成を通して喜びを感じることでした。では、理想家庭とはどのような姿でしょうか。神様が創造された最初の人間は、男性格を代表したモデルとしてのアダムと女性格を代表したモデルとしてのエバでした。彼らが真の愛の見本となる人格者、主人になる道とはどのような道だったのでしょうか。一言で言えば、神様を父として侍って生きていける父母と子女の関係を確保するモデル平和理想家庭でした。神様と一つの家族を成し、永遠に喜びを感じて生きる道であるという意味です。 皆さんも、祈祷を通して神秘的な境地に入り、この宇宙の中心は何なのかと尋ねてみてください。「父子関係」という答えを聞くようになるでしょう。父母と子女間の関係以上に、重要で貴いものはないということです。これが、この宇宙を創造された神様と人間の根本的関係であるからです。 そうであるならば、父子の関係がもっている特性とは何でしょうか。真の愛と真の生命と真の血統の関係です。真の父母の真の愛が前提とならなければ、私たちの真の生命が存在することはできません。すなわち、神様の前に人間は、絶対的な真の愛の相対として創造されたということです。そこは、正に神様が父となり、人間は息子、娘となる軸が立てられる所なのです。 もし、それよりもっと高く貴い所があれば、人間の欲望は、またそれを追求することでしょう。しかし、そのような所はありません。全知全能であられる神様が、最高のものは御自身のために隠しておいて、御自身の子女であり、愛の絶対相対者であるアダムとエバには、2番目に良い所に立てて創造したということは、想像することもできません。 私たちの永遠の真の父母であられる神様は、100パーセント御自身のすべてを投入して人間を創造され、同位権、同参権、同居権、相続権を付与されました。神様のすべての属性を下さったのです。 神様がいかに絶対者だとしても、独りでは幸福になることができません。「うれしい」という言葉や「幸福だ」という言葉は、独りでは成立しない言葉です。必ず相対的関係を備えた所に成立するのです。一生を声楽家として生きてきた人でも、もし無人島に捨てられ、独りで喉が張り裂けるほど歌を歌ったとしても、幸福でしょうか。 自存される神様も、喜び、幸福であるためには、必ず授け受けできる愛の相対が必要なのです。 とすると、絶対者であられる神様に喜びをお返しすべき相対者としての人間は、どのような姿でなければならないのでしょうか。神様が「息子よ、娘よ」と呼ぶことができ、御自身と同格の位置に立て、共に創造の偉業を完成することができ、天地万物をすべて相続させられる子女は、どのような姿でなければならないのでしょうか。 神様が、創造の理想的出発点をどこに置かれたのか、お分かりでしょうか。「相対のために存在する」という原則に自らの理想的出発点を置かれたのです。言い換えると、神様が願われた相対のために真の愛を実践することが、神様の創造のみ業を出発した核心だったのです。 したがって、神様の子女である人間の責任は、何よりもまず神様に似ることです。孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たす真の愛の化身になりなさいということです。神様の深い心情の内的事情を知って、アダムとエバの堕落以来、数千、数万年、苦痛の中で生きてこられた神様の恨を解いてさしあげなければならないのです。 全能の神様が、それほどまでに苦痛の場から抜け出せず、歴史の背後で受難の道に甘んじて耐えてこられたのは、神様が愚かで能力がないからではありません。 堕落によって失ってしまったアダムとエバの本然の位置、すなわち完成した「後のアダム」の顕現を待たなければならない、復帰摂理にまつわる、言うに言えない事情があったからです。いかに全権をもった神様でも、自ら永遠の基準の上に立てた天理原則を無視することはできなかったのです。 <血統の重要性> ところで、アダムとエバの堕落以来、長い歴史を通し、神様の胸に最も痛む恨として残されてきたものが何だか御存じでしょうか。それは、天の血統を失ってしまい、兄弟圏と所有権まで失ってしまった事件です。 生命より貴く、愛よりも重要なものが血統です。生命と愛が合わさって創造されるものが血統です。これらのうち、生命がなくても、愛がなくても血統は創造されません。愛、生命、血統のうち、その実りが血統なのです。 神様の血統の中には、真の愛の種が入っていて、真の生命の体が生きています。したがって、この血統と連結されれば、神様が理想とされた理想人間、すなわち人格完成も可能であり、理想家庭も生まれるのであり、さらには神様の祖国、理想国家も出現するのです。 平和理想世界王国は、このように創建されるのです。血統の重要性は、いくら強調してもしすぎることはないということを、皆さんも肝に銘じなければなりません。 血統がなければ、生命はもちろん、愛も離れてしまいます。血統が残ってこそ、愛した自分の伝統が残され、血統が存続してこそ、父母の息遣いが継続していくのです。言い換えれば、父母に愛の実、生命の実、血統の実、そしてすべての喜びの実を提供する最初で最後の必要十分条件は、真なる血統であることを、はっきりと知らなければなりません。 ところが、生命とも取り替えられない、この血統を失ってしまいました。真の生命と真の愛の実を結べなかったのです。地球星に広がっている60億の人類が、天とは何の関係もないサタンの実に転落してしまったのです。 神様が蒔いた種が大豊作になり、秋に収穫しようとしたその園が、エデンの園でした。アダムとエバ、二人の息子、娘を育てて真の愛を花咲かせ、真の生命を花咲かせ、真の血統を花咲かせた所で、永遠の愛、永遠の生命、永遠の血統の主人と家庭、そして神様の平和理想世界王国を収穫しようとしたのが、神様の人間創造の理想だったのです。 <真の父母を探し求めてきた天の苦痛> しかし、その場に現れたのは、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統でした。神様の愛と生命と血統が愛の怨讐である姦夫、サタンの所有権に落ちてしまったのです。天地が真っ暗な地獄に変わってしまい、神様までも姿を隠される、そのような凄絶な世界になってしまった事実を、人間は今まで知らずに生きてきました。 怨讐の血統が生命線であるかのように錯覚し、そこに命を懸けて生きている群像こそが、今日の堕落の末裔となった人類の悲しい姿なのです。それで、この世界を地上地獄と呼ぶのです。このような悲惨な姿を見つめられる神様は、どれほど胸が痛かったことでしょうか。 本来、神様は、エデンの園にアダムとエバを創造されたのち、彼らを御自身の祝福のもとで結婚させ、天の所有権までも完全に伝授してあげようとされたのです。宇宙万象の所有権を、アダムとエバに相続してあげようとされたという意味です。 しかし、堕落によってこれらすべてがサタンの手に落ちてしまったのです。愛する子女に相続してあげるために、一生の間、汗を流して集めた財産を、一晩のうちに、強盗にそっくりそのまま奪われてしまった父母の立場になってしまったというのです。 このように、サタンに血統圏を奪われ、子女を失ってしまい、すべての国と世界の所有権まで渡してしまった、神様の悲しく無念な心情を知る者がいませんでした。したがって、血統圏と所有権を再び取り戻す道は、サタンを自然屈伏させる道しかありません。サタンを自然屈伏させる秘法とは何でしょうか。怨讐を自分の子女よりもっと愛する真の愛の力によってのみ、初めて可能となるのです。 しかし、人類の真の父と真の母を喜んで迎え、楽しむことができる一日を送り、一月を送り、1年、10年、あるいは一生を送ることができる、そのような時間をもたれた神様であったのかというのです。1年はおろか、たった1時間でも、そのような人に出会うことができなかった神様の苦痛を、誰が慰労してあげられたでしょうか。 数千、数万年を経ながらも、なぜ神様と人間の間には、到底縮めることのできない距離が生じ、父母と子女の関係も結べない悲惨な関係になったのかを知る者がいなかったのです。 アダム家庭で始まったカインとアベルの闘争歴史は、人類歴史をそのまま戦争と葛藤の歴史にしてしまいました。小さくは人間個々人の心と体の葛藤から、大きくは国家と国家が、さらには全世界が物本主義と神本主義に分かれ、対立、闘争をしてきました。 極度の利己的個人主義は、きょうも私たちの生活を脅かしています。人類の希望であり、未来を約束された若者たちを、フリーセックスと麻薬の奴隷に転落させています。物質万能主義に陥った先進国は、自国の利益にばかり目がくらみ、1日に数万人ずつ飢えて死んでいくかわいそうな生命から顔を背けています。 誰が、この数千年にわたるカインとアベルの歴史的な葛藤を解いてくれるのでしょうか。世界平和を掲げて出発したUNに、それができると思われますか。 UNは、過去60年をかけて努力してきましたが、いまだに世界平和は、はるか彼方です。体と心のカイン・アベル関係も解決できない人間の努力だけでは、不可能なことです。今こそ、天命に従って出発したアベル的平和理想世界王国の創建が必要な時です。 神様は、このような悲劇をすべてきれいに清算してくれる一人の人を、待ちに待ってきましたが、この地上にふさわしい相手と国家も現れませんでした。もし、そのような人が、ある国に現れて真の父母の位置にさえ立つことができていたならば、神様は、夢にも現れ、ヘリコプターで太陽を運び、月を移してでも、空中で喜びの稲妻を走らせ、歓喜の雷を轟かせたかったことでしょう。 このような意味で、人類歴史上初めて、失ってしまったアダムの位置を捜し立て、真の愛の主人の位置を確保し、神様から人類の真の父母として印を押されて顕現したレバレンド・ムーンが、今日、皆さんと同時代圏に生き、同じ空気を呼吸しているということは、正に奇跡の中の奇跡にほかなりません。 堕落の末裔となった人類を救う、横的真の父母の位置で勝利しました。その基台の上に、2001年1月13日には、復帰摂理に責任をもってこられた縦的真の父母、すなわち神様を解放、釈放する「神様王権即位式」を奉献しました。これは人類のための歴史上、最高、最大の祝福であり、絶対、唯一、不変、永遠の勝利であることを知らなければなりません。ついに神様の心と体が完全解放、釈放を受けるようになった摂理史的絶対勝利だったのです。 <祝福結婚を通じた血統復帰> したがって人類は今、これほど執拗に苦しめられてきたサタンの偽りの血統を果敢に断ち切り、真の父母様の真の血統の根に接ぎ木されなければなりません。これ以上、野生のオリーブの木として人生を終える愚を犯してはならないというのです。野生のオリーブの木では、1000年を生きても、野生のオリーブの種を生産するしかないという悪循環が続くからです。では、どうしたら私たちは、野生のオリーブの木の立場から抜け出す道を探すことができるのでしょうか。 天の真の血統をもってこられた真の父母様を通して祝福結婚を受けることが、正に真のオリーブの木に接ぎ木される恩賜です。血統を変えなければ、種を変えることはできないからです。祝福は、重生、復活、永生の3段階の祝福を経るようになっています。 ところで、真の父母様から祝福結婚を受けて理想家庭を築き、罪のない純粋な真の種を受ける最善の道は、交叉結婚です。人種、文化、国境、宗教の壁を飛び越え、神様のもとに人類一家族をつくる大役事です。神様の目には、皮膚の色の違いはありません。神様の目には、国境が存在しません。神様の目には、宗教と文化の壁が見えません。これらすべてが、数万年の間、人類の偽りの父母として君臨してきた悪魔、サタンのまやかしにほかなりません。 最も呪わしく、夢にも見たくない怨讐の家庭と、祝福結婚を通して一つの家族になったと考えてみてください。恨みの思いに凝り固まっていた父母たちの血統は消え去り、新しい強力な真の愛の血統が創造されるのです。 両家の子女たちが夫婦となり、互いに愛し合い、幸福な家庭を築いて暮らすことを呪う父母がどこにいるでしょうか。いくら憎い怨讐の娘であったとしても、自分の息子の愛を受ける嫁となり、水晶のように清らかで澄んだ真の天の孫と孫娘を抱かせてくれるとしたら、喜びの笑顔を見せないおじいさん、おばあさんがどこにいるでしょうか。 白人と黒人が、東洋と西洋が、ユダヤ教とイスラームが、さらには五色人種が一つの家族になって暮らせる道は、交叉結婚の道をおいて、ほかに方法があるでしょうか。共に暮らす生活の典型は家庭です。父母と子女は愛と尊敬で、夫婦は相互信頼と愛を基盤として、兄弟姉妹間は互いに信じて助け合い、一つになって暮らす家族の姿が、正にモデル家庭なのです。私たちが命を懸けてでも、真の父母様から祝福結婚を受け、天の伝統である理想家庭を探し立てなければならない根本理由が、ここにあるのです。 <真の愛の人生とは> 真の愛の本体であられる神様に似る最善の道が、真の愛の実践を通して真の愛の人格者になり、真の愛の主人になる道だと言いました。その道こそが、私たちも真の父母になれる道だと言いました。 そうであるならば、真の愛の人生とはどのような人生でしょうか。真の愛は、公益性をもつ無形の秩序や、平和や、幸福の根源です。真の愛の本質は、受けようという愛ではなく、人のために、全体のために先に与え、ために生きようという愛です。与えても、与えたということすら記憶せず、絶えず与える愛です。喜んで与える愛です。母親が赤ちゃんを胸に抱いてお乳を飲ませる喜びと愛の心情です。子供が父母に孝行して喜びを感じる、そのような犠牲的愛です。神様の人類創造がそうであったように、何ら見返りを期待せず、条件も付けずに与える、絶対、唯一、不変、永遠なる愛の創造です。 真の愛は、宇宙の源泉であり、宇宙の中心、宇宙の主人を生み出してくれる愛です。真の愛は、神様の根であり、意志と力の象徴でもあります。したがって、真の愛で結ばれると、永遠に一緒にいてもただうれしく、宇宙はもちろん、神様までも引っ張れば付いてくる愛です。 堕落の末裔である人間がつくった国境の壁、人種の壁、さらには宗教の壁までも、永遠に終わらせる力が、真の愛の価値です。 神様の真の愛の主流属性は、絶対、唯一、不変、永遠なものなので、誰でもこの真の愛を率先して実践すれば、神様と同居して共に楽しむことができ、同参権までも享受できるようになるのです。このように、天国に入るのに絶対に必要な条件が、正に「ために生きる人生」、すなわち真の愛の人生なのです。 尊敬する指導者の皆様。 皆様は、今や祝福結婚と結実の時代を迎えています。神様の創造理想である地上天国、すなわち平和王国が皆様の目の前で創建されつつあります。 真の父母として、80年以上の生涯を、血と汗と涙でつづられた一本道、天の道だけを歩んできた私の人生が、今では60億人類のための勝利的結実を収めているのです。霊界でも、四大聖人はもちろん、数千、数万の聖賢たちと皆様の善の先祖たちが地上界に降りてきています。皆様の一挙手一投足を見守り、天道に背く者を罰して、多くの人の戒めとされることでしょう。 世界180カ国以上で、天のみ旨と伝統を相続した数千、数万の平和大使たちが、真の愛と真の家庭の価値を叫び、昼夜の別なく走っています。この地に平和理想世界王国を創建しようと総進撃しています。 世界の火薬庫の中東でも、レバレンド・ムーンの平和思想に励まされ、ユダヤ教、キリスト教、イスラームが、新しい次元の平和的対話を行っています。 東西間の冷戦に終止符を打つ決定的役割を果たしたのも、レバレンド・ムーンの「統一思想」でした。私の祖国、韓半島統一のための実質的背後作業も今、レバレンド・ムーンの主導のもとで急速に進行しています。 しかし、私は決してここで満足することはできません。天命を受けて出発した私の生涯です。天から印を受け、人類の真の父母として顕現した私が天との間で交わした約束は、必ず成し遂げなければなりません。 この地球星に毒きのこのように君臨してきたあらゆる国境と壁を完全に撤廃し、万人が共に手を取って暮らせる平和理想世界王国を創建しなければなりません。 <平和大使は天の密使> 尊敬する平和大使の皆様、皆様は、きょう私がお伝えする神様のメッセージを通して、多くのことを学び、悟ったことと思います。ところが、いまだに方向感覚を喪失したまま漂流している人類は、今こそ、天に代わる皆様の助けを必要としています。今や皆様は、新たな覚悟と決意で天命に従って立ち上がる天の密使とならなければなりません。そのような次元でもう一度、きょうのメッセージを要約しながら、私たちの使命を胸深く刻んでおこうと思います。 神様の子女として創造されたアダムとエバが、堕落によって失ってしまったものが何であると言ったでしょうか。 第1に、神様が下さった血統圏を喪失してしまいました。血統は、父母が子女だけに与え得る特権中の特権です。しかし、堕落によって彼らは、サタンの偽りの血統を受けて、サタンの子女に転落してしまいました。 したがって、今日の全人類は誰彼を問わず、例外なく、サタンの血統を引き継いで生きている堕落の末裔であるという事実を、はっきりと悟らなければならないでしょう。神様は、御自身全体を100パーセント投入して絶対信仰、絶対愛、絶対服従の基準でアダムとエバを創造され、彼らの愛と生命の種として血統を下さったのです。 したがって、今、皆様の位置は違っています。真の父母様が許諾された聖酒式を通して血統転換をし、再祝福を受け、真の家庭を探し立てられる道が大きく開かれました。 第2には、人類の最初の家庭であるアダムの家庭で、兄のカインが弟のアベルを殺すことによって兄弟圏を失ってしまいました。天が下さった家庭での本然の秩序であり、祝福である兄と弟の間の愛と和合の人生が、妬みと恨みの怨讐関係に落ちてしまったのです。 したがって人類は今、レバレンド・ムーンが主導してきた世界的次元の交叉結婚を通して血統復帰を完成し、より天の側であるアベルが主体格である兄の位置、すなわち本然の秩序を確立しなければならないのです。 皆様、このようなサタンの秘密を暴いたレバレンド・ムーンの人生は、言葉では表すことのできない迫害と苦難、すなわち恨の生涯とならざるを得ませんでした。しかし、今では万難に打ち勝ち、勝利して、天の権勢が現れる「後天時代」を宣布しました。 その基盤の上に、世界人口の78パーセントを超える宗教圏と国家圏を糾合し、新しい世界的次元のアベル圏を立てつつあります。併せて、新しい世界的次元のカイン圏を確立するために、全世界の人口の74パーセントを占めている蒙古斑同族圏を糾合しつつあります。 したがって、今や超世界的次元で、この二つのアベル圏とカイン圏が一つになり、アベル王国の立場で出帆した「天宙平和連合」と一体にならなければなりません。そして、この地に平和理想世界王国を創建するために、超宗教超国家的な次元で、すべての国境と垣根を撤廃しなければなりません。そうして、全人類が本然の創造理想世界に入ることができ、アダムとエバの堕落によって失ってしまった本然の所有権までも捜し立てるべき宿命的責任があるという事実を、いま一度、皆様に想起していただきたいのです。 天の側の新しいアベル圏が天宙的次元でカイン圏を消化し、本然の創造理想的権限である天の全権をもって新天新地、すなわち地上・天上天国創建に向けて新たな出発をすべき時であることを肝に銘じてくださるようお願いいたします。 <人類平和のためのプロジェクト> 世界の指導者の皆様、私は、きょうこの貴い神様の摂理歴史的完成の場をお借りして、もう一度、神様と人類の摂理的最後の目的である平和天国創建のために、そして神様の祖国と本郷の創設のために、実に摂理的で革命的なプロジェクトを宣布しようと思います。 歴史的にサタンによって東と西、南と北に分けられ、地理的には北アメリカ大陸とロシア大陸を分けるベーリング海峡に、橋を架け、海底トンネルを通そうというのです。 そうして、アフリカの喜望峰からチリのサンティアゴまで、イギリスのロンドンからアメリカのニューヨークまで、自動車で全世界を巡回、疾走できる「世界超高速道路」を連結する「ワールド・ピース・キング・ブリッジ-トンネル」を完成し、世界を1日生活圏にしようというのです。 これ以上の分断と分裂は容認できないというのが天の警告です。全世界を1日生活圏で結び、サタンがつくった人種、文化、宗教、国家の壁を崩し、神様が何よりも願ってこられた平和理想世界王国を、この地球星に創建しようというのです。 アメリカとロシアが一つになり、ヨーロッパ大陸、中国、インド、日本、ブラジルなど、世界のすべての国家、そしてすべての宗教が一つになり、共に力を合わせ、この歴史的なプロジェクトを成功させなければなりません。この事業の成功こそ、人類にとって、これ以上戦争と分断が必要ない平和理想世界王国を創建するのに、決定的役割をすることでしょう。 皆様、このような途方もないプロジェクトをどうしたら完成できるのかと、疑問をもつ人もいるでしょう。しかし、神様のみ旨がある所には、必ず道があります。 21世紀の現代科学技術は、今、ベーリング海峡にトンネルを通す程度のことは問題にならない水準にまで発展しています。工事費用も問題になりません。世界が戦争という名のもとに費やしているお金がいくらでしょうか。人類は今、歴史と後代の前に、実に恐るべき罪を犯していることを自覚すべき時です。 一つの例を挙げましょう。アメリカが過去3年の間、イラク戦争につぎ込んだ戦費がどのくらいになるか御存じですか。約20兆円(2000億ドル)に迫っています。 それだけ予算があれば、ベーリング海峡プロジェクトを完成しても余るお金です。なぜ私たちが、互いに殺し合う戦争に、このように途方もないお金をつぎ込む愚かな蛮行を続けなければならないのでしょうか。聖書のイザヤ書第2章4節の教えのように、今や、「銃や刀を溶かして、すきとくわを作る」時です。 人類はもうこれ以上、戦争のための戦争に子女たちの命を犠牲にし、天文学的なお金を費やす悪業を繰り返してはなりません。世界のすべての国家の力を総動員し、大宇宙の主人である神様が願われる平和理想世界王国創建に、総邁進すべき時が来たのです。 皆様、人類は今、レバレンド・ムーンの教えである「真の愛、真の生命、真の血統の平和思想」を受け入れなくては生きていけない、窮地に立っています。皆様の善の先祖たちが総動員され、後天時代の天的な権勢が押し寄せてくれば、いくら強大に見える国家や民族でも、天地の運勢に順応するほかなくなることでしょう。 <私たちの使命> 今や選択は皆様のものです。無知には完成があり得ません。きょう、皆様に伝えるこのメッセージは、天がこの時代に下す警告であり祝福なのです。天運に従って発展し勝利していくレバレンド・ムーンと歩調を合わせ、この地に真の家庭、真の社会、真の国家、真の平和理想世界王国を創建する主役になりますか。それとも、サタンが喜ぶ旧態依然たる宗教の壁、文化の壁、民族の壁、人種の壁の虜となり、余生をうめきと後悔の中で終えるのでしょうか。天は、この邪悪な世界をひっくり返し、この地に新天新地(新しい文化と理想王国)を創建する勇将たちを呼び集めています。 今、皆様と共に誕生した「天宙平和連合」は、神様の勝利であり、真の父母様の血と汗と涙の結実であり、皆様の希望であり願いです。カイン的な既存のUNの前に天一国を代表するアベル的王国の使命を果たすようになるでしょう。神様の創造理想世界実践郷を成し遂げるべき使命が、正に皆様に下された天命であることを肝に銘じてくださるように願います。 世界平和軍の名で出発したUN軍の役割を、もう一度考えてみてください。韓国動乱とベトナム戦争でも、その使命を果たすことができず、途中下車してしまったのではないでしょうか。したがって、私は、世界120カ国を巡回し、「天宙平和連合」の創設メッセージを宣布する中、昨年の10月20日、ウクライナにおいて人類の福祉と未来のための平和組織を創設し、全世界の前に宣布しました。 この組織は、今から新世界の秩序と平和を守る警備隊の責任を果たすようになるでしょう。いまだに、先天時代の残骸である分裂と利己主義の落とし穴から抜け出すことができず、慌てふためく人類に、真の個人、真の家庭、真の国家、真の世界と天宙を創建する、後天時代の真の愛を教育する先鋒隊にするのです。 皆様も、今から新しい時代に新しい甲冑を着て、天のために、そして人類万代のために全力投球する、賢明で勇猛な天宙的平和王国軍となってくださるよう願います。ぜひとも、きょう私が伝えた天の警告を胸深く刻まれ、真の父母様を通して受ける祝福結婚こそ、天の血統を取り戻す唯一の道であり、神様がこれほどまでに願ってこられた解放圏と釈放圏を確保し、神様の理想家庭と平和理想世界王国を永遠にこの地に定着させ得る道である、ということを肝に銘じてください。 それとともに、「天宙平和連合」の発展と成功のために、神様の理想家庭と理想国家と平和王国を創建することに、真の父母と共に最善を尽くす皆様となられることを願います。 億兆蒼生の平和の王、神様を真の父母として侍って暮らす真の王子、王女になってください。真の孝子、忠臣、聖人、聖子の家庭の道理を果たし、太平聖代の平和王国を創建しましょう。神様の祝福が皆様の家庭と国家の上に満ちあふれんことを願います。 ありがとうございました。
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「平和の花園(へいわのはなぞの)」とは、ポケモンノベルにて掲載されている作品である。作者は虹風鈴。 жжжжжжж目次жжжжжжж 概要 あらすじ 登場人物主要人物 データ 関連項目 жжжжжжжжжжжжжжжжжж 概要 ポケコン短編企画お題4『フリー』に投稿された作品。三人称形式。 ポケダン系統である。 あらすじ 人間から虐げられてきたポケモン、片翼のフライゴン『フオ』と鎌の先が欠けたアブソル『アソル』。 楽園など信じない、この日々からは抜け出せないと全てを諦めかけた彼らに一匹の5本尻尾のロコン『ロク』が2匹を“平和の花園”へと誘う。 登場人物 主要人物 フオ 左の翼がないフライゴン。人間に虐げられ、絶望を感じていた。 アソル 鎌の先が欠けたアブソル。一人称はわたし。フオと同じく絶望を感じていた。 ロク 5本尻尾のロコン。上記の2匹を“平和の花園”と呼ばれるところへ導く。 一人称はボク。実はロコンではなくミュウである。 アフィー 額の水晶が黄色のエーフィ。一人称はアタシ。 “平和の花園”へと続くゲートを開いてくれる門番のような存在。 データ 2011年3月1日公開 2011年3月2日編集 関連項目 虹風鈴
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読み おまけつきピンフ 正式名称 別名 和了り飜 1飜(門前のみ) 牌例 二三六七八345(5)(6)(7)中中ツモ一 解説 雀頭が役牌だが、それ以外は平和の要件を満たしている。 成分分析 おまけ付き平和の35%は食塩で出来ています。おまけ付き平和の25%は純金で出来ています。おまけ付き平和の22%は成功の鍵で出来ています。おまけ付き平和の5%は努力で出来ています。おまけ付き平和の5%はハッタリで出来ています。おまけ付き平和の4%は税金で出来ています。おまけ付き平和の4%は月の光で出来ています。 下位役 上位役 複合の制限 採用状況